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自毛植毛コラム:韓国の自毛植毛事情

自毛植毛手術後の経過:専門医が詳しく解説する全過程

2024
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今日は、自毛植毛手術後に起こりうる様々な現象について、時系列に沿って詳しくご説明します。FUE(Follicular Unit Extraction)法による手術は非常に微細な施術ですが、すべての医療処置と同様に、軽度の副作用や不快感が生じる可能性があります。これらについて詳しく見ていきましょう。

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目次

手術直後から1ヶ月以内

痛み 

手術後の痛みは多くの方が心配される点です。実際、ほとんどの患者さんが最初の痛みを初めてのシャンプー時に経験します。これは特に後頭部の採取部位で強く感じられることがあります。

移植部位の傷は新しい毛包組織が挿入されているため既に治癒過程にありますが、採取部位は微細ながらも毛包が一つずつ採取された跡が空いている状態のため、回復がやや遅くなります。そのため、シャンプー時に後頭部にまだ鈍い痛みを感じる可能性があります。

しかし、この痛みは通常1週間以内にほぼ完全に消失します。痛みの程度や持続期間には個人差がありますが、徐々に改善していくのが一般的です。

かさぶたの形成

手術直後、移植部位には必然的にかさぶたが形成されます。これは一般に「オタマジャクシの卵」と呼ばれる現象で、手術直後に各毛包に付着している組織が固まってかさぶたになるものです。

これらのかさぶたは、毛髪の成長とともに徐々に皮膚から浮き上がるように剥がれ始めます。通常、1-2週間以内に完全に消失し、以前の外観にかなり近い状態に戻ります。

この過程は自然な治癒過程の一部であり、かさぶたを無理に剥がそうとしたりせず、自然に落ちるのを待つことが重要です。

腫れと周辺の脱毛 

以前は腫れや周辺の脱毛(ショックロス)の可能性についても説明していましたが、最近の技術の進歩により、これらの症状は年に1-2例程度しか発生しないほど非常にまれになっています。

万が一発生した場合でも、腫れは数日で吸収され、周辺の脱毛した毛髪は3-4ヶ月後には再び成長し始めます。これらは一時的な現象であり、自然に回復するものだとご理解ください。

手術後3-6ヶ月

毛包炎 

毛包炎は、新しく移植された毛根が成長し、その位置に皮脂腺が形成される過程で皮膚組織に一時的な炎症反応が起こる現象です。

これは主に毛髪が本格的に生え始める3-6ヶ月の間に集中的に発生し、その後自然に消失します。毛包炎は移植した毛髪が正常に成長している証拠でもあり、過度に心配する必要はありません。

感覚異常

手術後、頭皮の感覚が鈍い、触感がよく感じられない、または異なる感覚がするなどの訴えがよくあります。これは感覚異常と呼ばれる現象です。

感覚異常は実際、手術直後が最も顕著です。どんなに微細な傷でも、通常2000-3000個以上の傷が前後に生じるため、頭部中央部まで広がる四方の神経がわずかに損傷を受けた状態になります。

これは最初の1ヶ月以内にほとんど改善しますが、以前と全く同じ感覚ではない状態が少し残る可能性があります。6ヶ月程度経過しても時々ピリピリしたり、くすぐったい感じがすると心配される方もいますが、表面に見える傷に比べて神経が完全に回復するまでにはより多くの時間が必要です。

しかし、最終的にはほぼ完全に回復すると説明できます。時間はかかりますが、徐々に改善していく過程だとご理解ください。

毛髪の質 

手術後3-6ヶ月は、移植した毛髪が本格的に成長し始める時期です。この時期、多くの患者さんが毛髪の質、特に縮れについて気にされます。

最初に生えてくる毛髪は細くて縮れていることが多く、特に元々太い毛髪の方や縮れ毛の傾向がある方に顕著に見られます。これにより「移植した毛はいつもこんなに縮れているのか」と心配される方もいますが、結論から言えば、最初に生えてくる毛髪が最も縮れており、時間が経つにつれて徐々にまっすぐになっていきます。

つまり、毛髪が最初に生え始め、時間が経つにつれて長さが伸びるだけでなく、太さも増し、縮れも徐々に元の毛髪の質に戻っていくのです。

手術後6ヶ月以降

密度の向上 

手術後6ヶ月ほどで、約半分程度の密度が見られるようになります。この時期は、本数的にもまだ不足しており、個々の毛髪の太さや長さもまだ十分ではありません。そのため、全体の経過としては約半分程度と説明しています。

縮れ毛の改善 

縮れ毛の改善には個人差が大きく、太い毛髪の方や元々縮れ毛の傾向がある方ほど、初期に生えてくる毛髪が縮れる傾向があります。

しかし、時間とともに徐々に改善されていきます。1年程度経過しても若干縮れが残っている稀なケースもありますが、多くの場合、この時期には毛髪の根元部分はほぼまっすぐになっています。

縮れて見える原因は、最初に生えてきた細くて縮れた毛髪がまだ切れずに残っているためであることが多いです。これらが自然に切れたり、散髪で切られたりすることで、全体的な縮れ具合が減少していきます。

まとめ

結論的には、手術後1年程度で全体的な密度が完成し、毛髪の太さも初期よりも太くなり、縮れた毛髪も減少し、長さも十分に伸びてきます。

自毛植毛手術後の経過は個人差が大きいですが、多くの場合このような流れで改善していきます。気になる症状や不安がある場合は、カンヘアに相談することをおすすめします。患者さん一人一人に丁寧に対応し、必要に応じて適切なケアや処置を行います。

美しい髪を取り戻す旅は、時間はかかりますが、確実に結果が得られる素晴らしい選択肢です。皆様の新しい人生の始まりを、カンヘアが心よりサポートさせていただきます。

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